四五式軍衣・改四五式軍衣




明治45年制定の陸軍の軍服。
改四五色は大正7年の改正以降の軍服で、大正9年と11年にも改正されている。



改四五式軍衣(歩兵教程より) 軍帽各部の名称 軍袴各部の名称    襟章の取り付け 襟の兵科章(下段図右下)
衛生部 新緑砲兵科 黄憲兵科 黒
経理部 銀茶工兵科 鳶歩兵科 赤
獣医部 紫輜重科 藍騎兵科 萌黄
図中のもの意外では、「軍楽部 群青」がある。 同兵科でも種別の異なるものは、襟部徽章で区別する。 (例:砲兵科 山砲兵、重砲兵 工兵科:交通兵 など) 将官は襟章をつけない。 歩兵科兵卒の軍装は 軍帽、軍衣(夏衣、襟布)、軍袴(夏袴)、編上靴、巻脚絆(ゲートル)、 外套、背嚢、携帯天幕、飯盒、携帯器具、手旗、(左記全て背嚢に積載) 水筒、雑嚢(左記全て左肩より右肩に掛ける) 銃、弾薬盒他、銃剣 喇叭(喇叭長、喇叭手のみ)

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