SLキューロク館は真岡鉄道真岡駅に併設された鉄道展示館。 その名の通り9600型蒸気機関車49671号機を中心に旧型客車や気動車、各種貨車を展示している。 展示の中心となる49671号機は、大正9年に川崎造船所で製造された貨物列車牽引用蒸気機関車である。 製造から廃車まで北海道で使用され、五稜郭−有川桟橋間の入換運用のため、右運転席に改造されている。 廃車後長らく井頭公園で保存されていたが、2672年に展示のため現在地に移設され、 コンプレッサーと発発を搭載しての動態保存が実施されることとなった。 コンプレッサー使用ながら、現時点では唯一の9600型動態保存車であり、 九州や京都で動態保存されている8620型と共に貴重な大正時代製機関車の動態保存車である 蒸気を吹き上げて走り出す49671号機
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