帝都を護る東京湾の海上要塞として明治44年から大正10年の29年の歳月を掛けてにかけて建造された第三海堡。 しかし、完成からわずか2年の後に関東大震災による被害で、1/3が沈没してしまいました。 平成12年より撤去が行われ、大型兵舎部分が移築保存されました。 大型兵舎は第三海堡の守備隊が居住及び避難するために作られたコンクリート製の構造物で、 左右2箇所に設けられた砲台の連絡通路もかねています。 目次に戻る