鉄道連隊E18機関車





鉄道連隊E18機関車
陸軍省の発注により、独オーレンシュタイン・ウント・コッペル社で製造された軌間600mmの野戦鉄道用軽便機関車の一両。
大正10年にE1〜E25、大正14年にE101〜E106の計31両が発注された。

5軸のE形サドルタンク式蒸気機関車で、
野戦鉄道故の急曲線に対応するため、第1、第5軸の首振り機構や第3軸のスライド機構を採用しているため、
動輪が台枠の内側に配置される外側台枠方式となり、密閉式のギアボックスと合わせて急曲線への対応や対塵制は高い。
反面、第1、第5軸が首振り機構のため軸重抜けが発生しやすかったり、保守性や高重心による脱線率の高さに難があった。
(一部車両は後に改造により低重心化)


車両後部


足回り、ロッドは失われている


側面


復元された鉄道連隊の紋章


機関室内部




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