大社駅は出雲大社の玄関口の駅として明治45年6月1日に開業し、 往時には御召列車を始め数々の急行列車や臨時列車、貨物列車が発着したが、 年々の需要減少によ、り平成2年3月31日に大社線と共に廃止となり駅舎は旧大社駅として保存された。 大社駅の駅舎は大正13年2月13日に完成された2代目の駅舎で、 瓦葺の大屋根や和風シャンデリヤなどの建築デザイン、貴賓室や各等待合室などの設備が特徴。 風格ある瓦葺の大屋根 鬼瓦には鉄道省の紋である動輪があしらわれている 雅なデザインの出札口 駅舎内は天井が高くとってあり、歩廊側の大窓からの採光で明るい 出札口内部 和風シャンデリヤ、基部には石膏のレリーフが取り付けられている 歩廊
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