大正6年、長野県須坂町に建てられた木造洋風二階建ての郡役所。 須坂町が土地を提供し、長野県が設計建築した。 大正10年の郡制廃止法公布に伴い、大正15年に廃止されて上高井郡連合事務所となり、 県の出先機関の事務所や郡の蚕糸、林業、農業、商業等の各種団体の事務所として利用された。 長野県内に唯一残る元郡役所庁舎でもある。 こじんまりとしているものの本格的な洋館風の建て構え 上高井郡会が開かれていた二回講堂 バルコニーに見える玄関上の部分は、 屋根に手摺風の飾りをつけているだけで出ることは出来ない 大正7年、郡役所前庭に郡役所新築落成記念として植樹された桜。 春になると満開の桜が美しいとのこと。
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