兵隊落語家 柳家金語楼(山下敬太郎)

2代目三遊亭金馬門下の天才少年落語家三遊亭金登喜として売り出す。 除隊後に軍隊生活を生かした『噺家の兵隊』を初めとする兵隊落語や、新作落語人気をはくす。 其の活動は落語だけに限らず、ジャズ、活動写真、舞台などなど、幅広く活動して行く。 金語楼師匠は軍隊がとても気に入っていたのか家でも何かと云うと軍隊で習ったことや、中隊長殿の話などをしていたとか、 宇垣軍縮で除隊になったため宇垣一成陸相を随分贔屓にしていたらしい。
月日出来事
大正2年 月小金馬と改名
大正9年 月柳家金三で真打昇進
 月朝鮮羅南に入隊、紫斑病(誤診らしい)に侵され九死に一生を得るも、薬の副作用で禿げる。
二等兵のまま除隊となる
大正11年 月軍縮に伴い一年後に除隊、高座復帰。
はげ頭を生かすために新作落語に力を入れ、『噺家の兵隊』で売り出す。
大正13年6月金語楼と改名
大正15年4月レコード『噺家の兵隊』をヒコーキより発売
7月レコード『イエース』をヒコーキより発売
8月レコード『喧嘩の仲裁』をヒコーキより発売
10月レコード『イエス』をツルより発売
10月レコード『女車夫』をツルより発売
11月レコード『噺家の入営』をヒコーキより発売
11月レコード『兵隊』をツルより発売
11月レコード『無学者』をツルより発売
11月レコード『晦日の言訳』をツルより発売





名簿に戻る
inserted by FC2 system