九州鉄道記念館


門司港にあるかつての国鉄管理局庁舎(元九州鉄道本社)を利用した鉄道記念館。
蒸気機関車から電車特急、明治時代の客車などの保存車両や、
鉄道院時代からの制服、信号機などの機材、切符、装備品などを展示している。


9600型蒸気機関車
大正2年から製造された国産貨物列車用テンダ−式蒸気機関車。
全数で770両が製造され、同形式の機関車も含め樺太や台湾、私鉄でも活躍した。
キューロク乃至クンロクの愛称で親しまれ、車高が高いのが特徴。
59634号は535番目に川崎重工で製造された機関車で、北九州地区最後の蒸気機関車となった。


9600型蒸気機関車59634号


側面ナンバープレート等

 
右後方より炭水車と機関車                比較的小型な動輪


鉄道省時代の制服
鉄道省の発足にあわせ、大正8年から改正された詰襟型の制服。
隠し(ポケット)に蓋が付いてないのが特徴。
動輪マークのボタンなどは後の国鉄時代の制服と同様だが、帽章は桜葉に動輪で異なる。(国鉄は桐と動輪)


制帽

 
制帽と制服上下              ボタン部分


貨物駅夫半纏
鉄道院時代(明治41年〜大正9年)に使用された半纏。
貨物運搬や、清掃などに当たる職員=駅夫が着用していたもの。
背面の動輪マークが特徴。

 
貨物駅夫半纏                貨物駅夫半纏背面





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