明治から大正初期にかけて函館に住んでいた乞食の万平の供養塔。 乞食とはいいつつも物乞いではなく芥拾いで生活しながら回った家々の芥箱の様子から其の家の評を日記に記した。 石川啄木の歌にも読まれる函館の名物男である。 万平塚は大正4年に大阪の鉄鋼場主藤岡惣兵衛によって建てられたもの。 目次に戻る