三笠鉄道村


旧幌内線三笠駅後に作られた鉄道博物館。
敷地内には道内で活躍した各種車両が保存されている外、
資料館内には貴重な鉄道資料が展示されている。
又、敷地内の一部線路でS-304号機関車が動態保存されており、申し込めば運転体験も可能。

9600型蒸気機関車

大正2年から製造された国産貨物列車用テンダ−式蒸気機関車。
全数で770両が製造され、同形式の機関車も含め樺太や台湾、私鉄でも活躍した。
キューロク乃至クンロクの愛称で親しまれ、車高が高いのが特徴。
59609号は大正11年、510番目に川崎重工で製造された機関車で、幌内線や室蘭線で石炭輸送に活躍した。

 
59609左前方より                    同正面

 
機関室                機関室


鉄道省時代の機関士制服
鉄道省の発足にあわせ、大正8年から改正された詰襟型の制服。
隠し(ポケット)に蓋が付いてないのが特徴。
動輪マークのボタンなどは後の国鉄時代の制服と同様だが、帽章は若干異なる。


制帽

 
制帽と制服上下              ボタン部分


 
中段ベルギー コッケリル社製(大正12年)              中段アメリカ コロラド社製(大正4年)






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