秩父鉄道終点の三峰駅にある車両公園には大正時代の車両3両を初め、 珍しい車両や資料が多数展示されている(資料はされていた?)。 今回訪れたところ車両は痛みが激しい物もあり、資料に関しては殆ど名札だけだった。 クハニ29号(クハニ20形2軸ボギー制御客車) 大正11年11月に日本車両で製造。 元は国鉄車両で、戦後に改造後秩父鉄道へ払い下げ。 デキ1号電気機関車 大正10年7月に米国ウエスチングハウス社で製造。 秩父鉄道の電化計画実施に伴い、電装部品と共に同社に発注。 ヨ15号(ヨ10形2軸ボギー緩急車) 大正14年6月に汽車会社で製造、旧名オキ車。 影森−秩父間で秩父セメント第一工場への原石輸送に活躍した。 大正11年4月より運用開始した。