下町の長屋(下町風俗資料館)

江戸の昔から多くの人が暮らしていた長屋は所謂団地の様な所です。
明治頃は江戸時代より質が向上したものの粗末な平屋建てでした。

大正時代には東京府内の人口増加と収入増加に伴い、
より広い、より良い長屋が求められるようになり、
二階建て長屋が造られるようになりました。

二階建て長屋は室内に階段が設置されており、両階合わせて3、4部屋、
表側に玄関、裏側に勝手口が設置され、風呂無し、厠・井戸共同といった感じです。

『下町風俗資料館』では二階建てに変わる前の平屋建て長屋が展示されていました。




二階建て長屋による居住区








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