大正3年に北九州電気軌道(現西鉄)が黒崎―折尾間に鉄道敷設のため建造したレンガ造りのアーチ形高架橋。 線路を挟んで起点方となる東側に3連、終点方の西側に6連のアーチがあった。 現在は6連部分は全て取り壊され、モニュメントを配した広場となっているが、3連部分は現存している。 3連部分の一番東側は斜め(75度)に道路をまたいでいるため、ねじりまんぽという斜めにアーチを造る工法が取られている。 なお、現存するななめまんぽとしては正径間6.10mと国内最大規模である。 現存している三連アーチ 前掲の写真の一番奥のアーチがねじりまんぽ 現存アーチから線路を挟んで折尾駅側は6連アーチが撤去され、モニュメントが設置されている 再生レンガが敷き詰められと、高架橋のレンガ塊が配された広場
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