オハニ36-11客車は大正15年7月にナロハ22-389として製造された客車である。 当時の車内構成は、便所と洗面所によって前後に分割され、 二等は長手式座席(定員32名)、三等は横手固定式座席(定員32名)だった。 後に数回の改造を経て現在の姿となり、昭和61年まで定期列車として運用された。 普段は高崎駅の留置線に留置されている姿を見ることができる。 現在は定期運行はないが、時たまイベントや撮影のためにD51等が旧客編成を組む際に使用される。 目次に戻る