ぶらり奥多摩二人旅
皇紀2664年5月2日

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第二回 酒と廃線と山道と温泉の奥多摩

本日はEvolucion氏と連れ立って東京は西の最果て『奥多摩』へと足を伸ばした。

拝島駅で待ち合わせ、前回と同じく小沢酒造を目指す。

其の後対岸の寒山寺に詣で、見晴台で昼食をとる。
寒山寺の鐘を撞く人の図


前回と同じ道のりで御岳駅へ向かう。
新緑も美しく、あちらこちらに休日を楽しむ人々の姿が見受けられた。
御岳駅近辺で蒟蒻の専門店に立ち寄る。
試食をした後、Evolucion氏が鍋作りこんにゃくを購入。
豆腐蒟蒻、のしこんにゃくはお気に召さなかったらしい。

御岳駅から奥多摩駅
観光用列車『四季彩号』に乗って奥多摩へと向かう。


駅前で山女の塩焼きをEvolucion氏の奢りで食した後、
臨時運行のバスで奥多摩湖を目指す。

奥多摩湖
     
天気もよく大変眺めがよろしかった。
然し、此処から次にどこへ行くかと云うと何も決まって居なかったので、暫し思案。
最終的に『むかし道』を歩いて奥多摩駅へ向かうことに決定した。


奥多摩湖は昭和13年6月に保障調印式を終え、東京市の水源『小河内貯水池』として建設が開始された。
(此のとき600世帯、約3000人が離村
大東亜戦争中一時中断されるが、昭和32年11月に完成。



むかし道
全長およそ10キロ、所要時間3〜4時間。
旧青梅街道とも呼ばれ、ダム建設のために一部改修されてはいるが、
幾つかの小さな集落(跡地含む)を結ぶ山道である。

途中二箇所ほど吊橋があり、眺めは大変良い。
然し、少々整備状況に何があるような気がしてならず。
わしは二箇所とも渡ったが、Evolucion氏は二箇所目は断念した。
      

又、途中からダム建設に使用された廃線の鉄橋や軌道、隧道を見る事が出来る。
            
此の廃線の内、上写真中央と左の辺りでは新たに材木が運び込まれ、路線の補修が行われていた。
廃線久しく、今更需要もないと思われる此の鉄路に一体何の価値を見出したのであろうか?
よもや個人が買い取って趣味で蒸気機関車乃至ジーゼル・電気機関車を走らせると云うわけはないであろうが・・・

3時間の道のりを2時間半で踏破し、前回と同じくもえぎの湯へと向かう。

然し、予想外の混雑で30分待ちする事となった。

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