リニア鉄道館


金城埠頭に出来たJR東海の鉄道博物館。
リニア鉄道館と言う名前だが、東海道線と新幹線がメインで、大正時代の車両も多い。

蒸気機関車ケ90
大正7年開業の東農鉄道で使用されていたBタンク型の蒸気機関車。
(東農鉄道は新多治見−広見間に開業された軽便鉄道で、軌間762mm。
なお、現在もバス会社として残る(鉄道事業廃止)東農鉄道とは全くの別会社である。)
大正15年、東農鉄道が鉄道省に買収され国有化される太多線となるとケ90も鉄道省所属となり、
同線が狭軌(1067mm)に改軌された昭和3年まで活躍した。



蒸気機関車ケ90(正面)


蒸気機関車ケ90(側面)


蒸気動車ホジ6005形
蒸気動車(汽動車)車体に蒸気機関を備えて単行自走を可能とした車両。
現在の気動車の先祖とも言える存在。
ホジ6014は大正2年汽車製造製。


蒸気動車ホジ6005(機関室側から)


蒸気動車ホジ6005(客室側から)


蒸気動車ホジ6005(車内)


電気機関車ED11形
東海道本線(東京−国府津間)と横須賀線電化のために、
大正12年米ゼネラルエレクトリック社から輸入された電気機関車。
東海道本線の電化に当たってはこのほかに同車製のED14や英国製のED18などが輸入された。


ED11 2

ナンバープレートと製造銘板


電気機関車ED18形(1040形)
東海道本線(東京−国府津間)と電化のために、
大正12年英イングリッシュ・エレクトリック社から輸入された電気機関車。
当初は1040形であったが、飯田線への転用にあたり台車の改造を受けED18形となった。


ED18 2

ナンバープレートと製造銘板





目次に戻る
inserted by FC2 system