桜島は大正3年1月12日に大正大噴火と呼ばれる大噴火を起こした。 この噴火による溶岩で、大隈半島と陸続きになったほか、その火山灰は東北地方でも観測された。 大噴火後も爆発や溶岩の流出が続き、終息は大正5年である。 火砕流や溶岩等の堆積物により島内の農作物が全滅した他、耕作不能となった土地も多く、 噴火前2万人を超えた島民の内3分の2は島外へ移住することとなった。 噴煙に上部が覆い隠された桜島 指宿枕崎線の車窓から見た正に爆発の噴煙が立ち昇る桜島 目次に戻る