札幌市営地下鉄南北線自衛隊前駅の高架下に設置されている鉄道資料館。 路面電車の保存車を中心に様々な鉄道資料が展示されている。 木製2軸電動客車(22号) 札幌電気軌道株式会社が大正7年8月に北海道大博覧会に合わせて導入した車両。 この電車の導入によって同社は馬車鉄道から路面電車へと発展を遂げた。 名古屋電気鉄道より購入された電車は26人乗りで、全24両購入。 22号は明治34年製 22号車外観 車内 ブルーム式2軸電動除雪車(雪8) 大正11年に札幌電気軌道株式会社技師長の助川氏が考案した除雪車。 電車の前方に45度の向かい角で回転式円筒ブラシを取り付け、 軌道内に積もった雪を軌道外に吐き出す仕組みになっている。 ブラシに竹製のササラを使用しているため、通称ササラ電車と呼ばれる。 プラウ式2軸電動除雪車(雪11) 大正9年1月に誕生した除雪車。 鉄製片羽が進行方向左側に除雪するように車両前後に装備されている。 軌道の雪を横に押し分け、氷塊を平らに削り取ることができる。
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