青森県金木町の豪農島津家(作家太宰治の生家、母屋は現斜陽館)の離れとして建てられた家。 この離れは島津家の惣領、長兄文治夫妻の新居として大正11年に建てられた和洋折衷の住宅である。 内部は和室4間と洋間、サンルームで構成され、太宰著作の幾つかの小説に登場する部屋や物を見学でき、 一般には知られていないエピソードを交えた解説を聞くことができる。 太宰治が昭和17年に病の床に就いた母を見舞ったり、昭和19年の津軽の取材旅行、 昭和20年7月〜21年11月にかけて疎開した際に暮らしていたのがこの新座敷である。 元々は斜陽館裏手にあり渡り廊下がつながっていたが、後に曳き屋されたため現在は駅よりの場所に在る。 細部は↓及び現地にて、太宰フアン、文学フアンにはお勧め。 太宰屋 表横側から 裏横側から 和室(手前太宰が母を見舞った部屋、奥疎開時の執筆部屋) 疎開時に大宰夫妻が寝室に下部屋 寄木の床が綺麗なサンルーム 洋間
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