山本雑物館 第3常設展示室『其の他』


他の分類に含まれないものを展示するところ。
役に立つもの、立たないもの、ガラクタだろうがなんだろうが面白ければそれでよし。



展示物品
置き薬薬箱
越中富山の反魂丹でお馴染みの富山広貫堂の置き薬の薬箱。
昔は常備薬として一家に一箱の必需品だったが、近年は契約者も減ったのか以前ほど見かけない。
子供のいる家にはお土産に紙風船をくれた。
鰹節削り器
鰹節を削るためのカンナと受け箱が一体になったもの。
最近では鰹節=削り節というのが一般的になっているようだが、本来鰹節は削られていない塊であり、
使用する時に初めて削るものである。
予め削られたものよりも、使う都度削ってやったほうが香りがよい。
豆腐屋喇叭
豆腐屋さんが台車を走らせながら吹く喇叭。
吹けば音はなるのだが、自由に吹き鳴らすのにはかなりの肺活量を要求される。
台車をこぎながら、しかも上り坂で吹く豆腐屋さんは正に歴戦の強者であると云うのが感想。

あの懐かしい喇叭の響も昨今では録音ばかりになりました。




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