山本雑物館 第2常設展示室『書籍類』


本、辞書、楽譜など書籍類を展示するところ。
手帳、日記の類も此処に展示する予定。



展示書籍

雑誌 伝説 林鍾号、炎帝号
日本伝説学会によって刊行された国内外の伝説に関する研究を扱った民族学系雑誌。
その内容は伝説、伝承、民話、童話、童謡、民謡等々多岐にわたる。
三菱電機 第二巻第六号
大正15年6月発行の三菱電機の広報誌。
同年に電化された三河鉄道の特集記事。
在郷軍人学科問答集
大正13年発行の在郷軍人向けの参考書。
精神教育、服務・召集・簡易点呼、願・届出、未教育補充兵の軍事思想に関する四部からなる。
構成としては本の上部に問い、下部に答えという暗記帳形式。
新詩 乳姉妹の歌
天外山人作の詩集。
大正6年、秀美堂より発行。
金語楼の落語
柳家金五郎作の落語10篇が収録された文庫本。
昭和15年再版、金40銭。
満韓ところどころ(初版)
夏目漱石が友人である満鉄総裁中村是公の招きで満鉄旅行をした際の旅行記。
夏「南満鉄道会社っていったい何するんだい」、中「お前もよっぽど馬鹿だなあ。今度一緒に連れてってやろうか。」と言う掛け合いで始まる。
奥付
帝国海軍大正15年4月号
海軍軍人向け雑誌?
読み物、ニュース、読者投稿、採用試験問題と回答等で構成されている。
投稿記事はその殆どに軍艦○○、海兵団等所属が掛かれていることから海軍軍人によるものである事がわかる。
吹き方説明付信号喇叭楽譜集
信号喇叭の練習用教本。
初心者向けの吹き方説明と陸軍喇叭の楽譜がセットになっている。
軍用ではなく一般市井用である。
昭和十五年軍隊日記
満洲は牡丹江省方面へご出征なされていた方の物と思われる日記帳。
残念ながら一部糊付けして封印されてあることと、字に癖があるため読めない部分が多い。
大戦記念楽譜
欧州戦争で流行の軍歌2曲を福島紅洋氏が編曲したもの。
マンドリンとバイオリン用の楽譜らしい。
MIDI試聴は此方

在郷軍人手帳
在郷軍人に配布される手帳で、在郷軍人の心得や規則などなどが書かれて居る。
歩兵経典と異なり軍人勅語が漢字仮名交じりで書かれている為読みやすい。
月刊『陸軍の友』昭和十九年一月号
主として少年飛行兵を取り上げながら、幼年学校のことにも触れており、
学校紹介、連載小説、連載漫画、軍事学などなどが掲載されている。
兵器の写真や簡単な性能も載っているが、時局柄適当に修正が施されている。




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