秩父木枯らし旅
皇紀2665年12月3日

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久方ぶりに上記機関車の撮影に行きがてら秩父夜祭を覘きに行って来た。

いやはやそれにしても寒い。
山間で日が当らないところなんぞは霜がとけずに降り積もっている。

とりあえず秩父鉄道の駅に向かいがてらカップ酒と乾板を買う。

秩父駅着。
祭の方はまだ準備中のようだ。

秩父駅前には日通がある。
なんかいいなあ。


駅前の日通を見ると旅先のローカル線というイメージがしませんか?

ちなみに秩父鉄道タクシーのライトは「ちちてつ」と書いてある。
はじめ何だかわからなんだが、秩父鉄道の略なのだろう。

とりあえず三峰行きの列車に乗る。
駅を過ぎるたびに良さそうな撮影ポイントを見つけるが、戻るのは億劫なので見送り。
そんなことをしている内に『しらく』についてしまった。
三峰までの最後の駅なのであきらめて此処で降りる。

   
ホームは吹きっさらしでえかく寒い。
待合室はあるがストーブがあるのは事務室のみ。
事務室には年代物そうな大きな金庫がある。

三峰方向に向かっててくり、撮影場所を見つける。
他にも三人ばかり居たがまあ仕方ない。

汽車が来るまで2時間弱の待機時間。
寒い、ひたすら寒い。
飯を食いつつカップ酒を飲む。
こんなことなら燗酒のにして置けば良かった。



飲んでも暖まらない。
やっぱり冬の撮影には熱燗かウヰスキーが必須だ。

どうにか撮影を終え三峰へ移動。



止まっている汽車を撮ったり、車両公園に行ったり。

あの癇の強い犬は三峰駅の装備品だろうか?

     

     

     

秩父鉄道所属のパレオエクスプレスことC58363号は、
昭和19年生まれの66歳で、現在国内で唯一走行しているC58機関車だ。
国鉄の機関車として戦中戦後を走りぬき、一度は退役して隠居生活に移ったものの、
其の後秩父鉄道に後備召集されて現在に至ると云う古強者だ。
然し老朽化と戦時生産車両と云うことで、近年少々ガタがきだしたようだ。

帰りは汽車に乗る。
目的地は秩父だが、折角なので長瀞まで行くことにする。

秩父の車窓から
次ぎは御花畑に止まります。


秩父セメント


長瀞手前で川が見えた


そんなこんなで長瀞駅到着。
夜祭はあまりの寒さにあきらめて、夜店を冷かして帰ることにした。

次の機会にはもっと厚着して、懐炉を持って、ウヰスキーを持って夜祭を見に来よう。

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