上野恩賜公園内にはかつて大仏殿があり、一体の大仏が祀られていた。 幸が薄いのかどうなのか数々の受難を経て現在は関東大震災で倒壊した面部のみが残されている。 初代 粘土及び漆喰製釈迦如来像(約1m80cm) 寛永8年 越後村上藩主堀直寄により建立 正保4年 自身により東海 二代 青銅製釈迦如来坐像(約3m60cm) 明暦〜万治年間 木食僧浄雲により建立 元禄11年 輪王子宮公弁法親王により仏殿建立 天保12年 火災にあう 仏殿焼失 天保14年 堀直中により大仏修復 幕府仏殿再建 安政2年 地震で頭部倒壊 堀家により修復 明治6年 公園開設の際仏殿取り壊し 大正12年 関東大震災で面部落下 昭和 年 金属供出で大仏の体及び脚部を供出 大仏山全景 大仏山に安置されている大仏面
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