小栗上野介及びフランソワ・ヴェルニーの銅像


横須賀ヴェルニー公園に建てられた銅像。
小栗上野介忠順とフランソワ・レオンス・ヴェルニーは、
幕末から明治初期にかけて我国の近代化に貢献した人物。
銅像は大正11年9月27日に除幕された。



小栗上野介忠順
日米修好通商条約批准の使節を務めて渡米。
其の後勘定奉行、軍艦奉行、陸軍奉行などの幕府養殖を歴任し、財政再建や様式軍隊の整備を行う。
横須賀製鉄所建設を推進し、軍制改革、仏語学校設立など我国の近代化に貢献。
大政奉還後は主戦派に属し、慶応4年御役御免となり、自領(上野国権田村)にて移り住む。
其の後同村にて水路整備や学習塾の解説を行っていたが、官軍により捕縛され、取り調べも無く斬首された。

フランソワ・レオンス・ヴェルニー
徳川幕府の海軍増強を目的とした横須賀製鉄所建設の責任者として来日した仏造船技師。
御一新の後も同所の建設と運営を行った他、観音崎灯台や煉瓦製造、
技術学校の設立と日本人技術者の養成などをおこなった。








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