航空母艦(水上機母艦)『若宮』

『若宮』嬢は、英国グラスゴーのダンカン造船所で、明治34年に生まれレシントンと云う名で、
然し、日露戦争中(38年)に香港からウラジオストックに回航中のところを拿捕した艦である。
其の後『若宮丸』と改名され、日本郵船へと貸与されたこともあったが、明治45年に運送船として艦籍に編入され、
大正3年8月23日に横須賀工廠で水上機搭載設備を整えると、
『モーリス・ファルマン』機等を数機搭載して、観艦式にも参加することとなった。
大正4年6月1日、二等海防艦に類別され、9年4月1日には航空母艦へと変更された。

航空母艦(水上機母艦)『若宮』  
項目情報よしなし
起工
進水
竣工明治三十四年
改装大正三年八月二十三日
基準排水量5180t
喫水線長111.33m
全幅
最大速力22.5kt
航続力
機関レシプロ式機関1基1軸
主要兵装7.6cm砲×2門
4.7cm高角砲×2門
搭載機数水上機4機





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