鈴ヶ森刑場跡に建てられた石碑の一。 大正6年4月10日、勇猛院日健居士(渡辺健蔵)の50回忌を記念して石柱柵を寄進した際に建てられた。 渡辺健蔵は彰義隊隊士で、明治元年に官軍本陣(池上本文字)に忍び込み斬首され、鈴ヶ森にてさらし首にされた。 これが鈴ヶ森刑場で行われた最後のさらし首とのこと。 なお、官軍本陣に忍び込んだのは密偵として潜入しようとしたとも、有栖川宮への直訴のためとも言われているようです。