江戸の戯作者の如き生き方を貫く作家。 時流に迎合することを由とせず、 自らの好む江戸の残り香を漂わせる作品を書き続ける。
| 年 | 月日 | 出来事 |
|---|---|---|
| 大正元年 | 9月 日 | 材木商斎藤政吉二女ヨネと結婚 |
| 11月 日 | 「籾山書店」より「新橋夜話」を刊行 | |
| 大正2年 | 1月 日 | 父久一郎死去 |
| 2月 日 | 離婚 | |
| 2月 日 | 巴屋八重次を妾に囲う | |
| 4月 日 | 「籾山書店」より「珊瑚集」（翻訳）刊行 | |
| 12月 日 | 父久一郎の漢詩を纏め「来青閣集」十巻を作り、知人に配布 | |
| 大正3年 | 8月 日 | 巴屋八重次（金子ヤイ）と結婚 |
| 8月 日〜 | 「三田文学」に「日和下駄」を連載 | |
| 10月 日 | 「俳書堂（籾山書店）」より非売品「歓楽」を刊行 | |
| 大正4年 | 1月 日 | 「籾山書店」より「夏姿」刊行、発禁となる |
| 2月 日 | 離婚 | |
| 5月 日 | 京橋区築地に引越し | |
| 5月 日 | 「籾山書店」より「日和下駄」を刊行 | |
| 大正5年 | 1月 日 | 浅草旅篭町に引越し |
| 3月 日 | 慶応義大教授と三田文学編集を辞任 | |
| 4月 日 | 籾山庭後・井上唖々と共に雑誌「文明」創刊 | |
| 10月 日 | 大久保余丁町本邸に帰り、玄関六畳を断腸亭と命名 | |
| 大正6年 | 4月〜7月 | 西遊記日誌を「文明」に発表 |
| 9月 日 | 木挽町に住む。無用庵と命名 | |
| 12月 日 | 家庭版「腕くらべ」配布 | |
| 12月 日 | 「文明」を引退 | |
| 大正7年 | 1月 日 | 「籾山書店」より「断腸亭雑稾」刊行 |
| 2月 日 | 「十里香館」より「腕くらべ」刊行 | |
| 5月 日 | 井上唖々・久米秀治と雑誌「花月」創刊、「おかめ笹」の続掲載 | |
| 12月 日 | 余丁町の邸を売却し、築地に引越し | |
| 12月 日 | 「春陽堂」より「荷風全集（全６巻）」刊行 | |
| 大正8年 | 12月 日 | 「花火」を「改造」に発表 |
| 12月 日 | 四谷の芸者お房を妾に囲う | |
| 大正9年 | 3月 日 | 「春陽堂」より「江戸芸術論」刊行 |
| 4月 日 | 「春陽堂」より「おかめ笹」刊行 | |
| 5月 日 | 麻布市兵衛町に偏奇館完成、転居 | |
| 大正10年 | 3月 日 | 「雨瀟瀟」を「新小説」に発表 |
| 7月 日 | 「春陽堂」より「三柏葉樹頭夜嵐」刊行 | |
| 大正11年 | 3月 日 | 「春陽堂」より「秋のわかれ」刊行 |
| 大正15年 | 3月 日 | 「春陽堂」より「下谷叢話」刊行 |
| 7月 日 | 「春陽堂」より「荷風分藁」刊行 |
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