大正9年に設立された筑摩鉄道が、翌大正10年に建築し、松本―新村間開業の際から使用している木造駅舎。
当時は新村駅に筑摩鉄道の本社が置かれた。
駅舎入り口の壁や瓦には筑摩鉄道時代の社紋が現在も残されている。

大正10年の開業に当たって信濃鉄道より譲渡されたハニフ１（元甲武電車）を保管していたが、
現在は鉄道博物館に譲渡され、同所で保存展示されている。

また、筑摩鉄道当時の金庫が現在も使われている。

筑摩鉄道は大正11年に筑摩電気鉄道となり、さらに昭和7年より松本電気鉄道に社名変更している。




　　
瓦に残る社紋　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　入り口壁の社紋






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